なぜ重要か
プロダクトを作ることは仮説検証の繰り返しです。また、ターゲットユーザー、そのユーザーのペイン、そのペインへのソリューションといったように、前においた仮説を元に連鎖的に仮説を積み重ねてプロダクトを設計します。そのため、何が検証された仮説であり、何が検証されていない仮説であるのかを可視化しておくことが重要です。
チェックリスト
メトリクスの計測
- 各施策がどのような仮説に基づいて構築されていて、どの仮説を検証する施策であるのかが明記されている
学習と改善
- 施策を検討するときに、前提となる事項のうち何が仮説であり、何が検証済みの事実であるのかを明記する
プラクティスと習慣
- プロダクトチーム全体で仮説の一覧を持ち、各仮説の検証状況や検証結果をまとめる
- 仮説同士の関係を明らかにし、1つの仮説が間違っていることが検証されたときに、どの施策の意思決定に影響を与えるのかが分かるようにする
アンチパターン
- ターゲットユーザーやそのペイン、ゲインなどの仮説を明文化せず、暗黙的な共通認識として運用する
- 例えばユーザーインタビューで仮説が間違っていることが検証されたにも関わらず、スケジュールを優先してそのまま施策を実施する