なぜ重要か
ユーザーデータは多くの場合プロダクトにとって価値や収益の源泉になります。しかし、ユーザーデータの扱いに問題があり、炎上するプロダクトが後を立ちません。ユーザーに不信感を持たせず、ユーザーデータの価値を最大限に発揮するために、ユーザーデータの取り扱いには細心の注意を払うことが重要です。
チェックリスト
メトリクスの計測
- 社内にユーザーデータの取り扱いに関するガイドラインがあり、適切なユーザー同意の元にユーザーデータが取り扱われている
学習と改善
- 定期的に社内でユーザーデータの取り扱いに関する勉強会を開き、やっていいこと、悪いことの理解を深める
プラクティスと習慣
- 利用規約上は問題ない扱いであったとしてもユーザーに不信感を抱かせる可能性があるような利用をするときは、別途丁寧に同意を取るようにする
- ユーザーデータの取扱に関する責任者を定め、情報の保持期間や匿名性の担保などに関して、主体性を持って管理する
アンチパターン
- ユーザーデータの取扱いに関する社内のガイドラインがない、もしくは、あるが形骸化している
- ユーザーデータの取り扱いが開発組織に周知されておらず、実際のユーザーの利用データなどが適切に管理されていない